初日に行われた講義内容の一部をシェアします。
ローソク足は日本人が発明した最高で最強のテクニカルだ。
始値 高値 安値 終値
この4つのプライスで構成されるグラフ。
多くの人があまり考えずにこれをみていると思う。
始値と終値には時間情報が含まれる事に気がついているだろうか?
一方で高値と安値には時間情報が含まれない。
つまり、それだけを見たのでは高値と安値のどちらが先に決まったものなのかは解らない。
が・・・それぞれの連なり方を見ると、おおよそどちらが先だったのかを類推する事ができる。
(勿論、正確に見るためにはもっと短い時間軸の足を見れば答えがわかるのだが。)
売り方が優勢でできるのが陰線で買い方が優勢でできるのは陽線。
これも当たり前だと感じると思うが、それらの出来方をストーリーを描きながら見て欲しいと思う。
初心に戻ってしっかりとトレースすると、エネルギーチェンジが起きた場所、エネルギーが加速した場所などの特徴を見出す事ができるようになる。
正直言ってローソク足の形状だけでもトレードできるのだ。
ローソク足の読み解きができないうちにインディケーターに頼った判断は無意味だ。
ほぼ全てのインディケーターはデフォルトでは終値ベースの判断材料。
しかし、我々のような短期投機トレードでは、取りに行くのは値幅だ。
終値ベースで平均化したインディケーターとローソク足の形状には矛盾が生じて当然なわけだ。
ローソク足に表れる様々な相場真理をよく考える事をお勧めする。