
動きに統一感がないですね。
メディアが偏向している様子はとてもわかりやすいのですが、実情を探ったりする労力がかかります。
事実だけを報道してくれるようなメディアが欲しいですよ。
まだ確証を持ってお話するには至りませんが、量子コンピュータ系がそろそろ脚光を浴びそうです。
米国の今週の動き
4月の中古住宅販売件数は2ヶ月連続で減少し、2009年4月以来の低水準でした。
つまり、大型の消費は控えられていると考えられますが、5月の総合PMI、製造業PMI、およびサービス業PMIは製造業とサービス業の活動が回復基調にあることを示しています。また、新規失業保険申請件数が低水準に落ち込み、「貿易政策の不確実性」が報道される中で、労働市場は堅調と・・・判断に迷うバラバラ感ですね。
SP500は節目の上
SP500は200日移動平均の上にいますが、この間の強さはGAFA(M)などを中心としたハイテク銘柄の強さによるものと感じます。
今週は、量子コンピュータ関連が大きく上昇を示しました。28日にNVIDIAの決算動向が良ければ、高値を襲う展開もあり得ると思います。逆にNVIDIAが悪ければ、一旦の投げが入ってもおかしくありません。
金曜日のトランプ発言では原子力発電銘柄にインパクトがありました。原子力関連銘柄に強い買いが入っております。
また、関税問題ではEUに対して強い態度です。このゴタゴタが続くとユーロドルのトレードに妙味が出る可能性がありますね。
5月最終週は、重要指標の発表がいくつかあります。個人消費支出(PCE)とFOMCに注目が集まっています。日銀の発表にも注目が集まっています。また日本の関税問題で30日に赤沢大臣が訪米します。
ドル円相場はトランプ政権の大型減税法案が米国の長期金利上昇を招き、ドルに売り圧力がかかる可能性と日米の貿易交渉における円安是正の可能性が円買いを促す要因となる見通しです。つまり、ドル円レートはもう少し下を見る必要があるのかも知れません。
ハイテク中心の米株価と実態経済の指標は俯瞰するとバラバラ感があり、少々読みにくい相場展開になるかも知れません。
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