昨日の夜中に書いた記事で数件の問い合わせと、数件のコメントをいただいたので、暴露する記事を書こうと思う。
『ザ・シークレット』を実践しても、成功はできない。
成功は別の要素ですし、結果論的には自分の感じ方です。
理由を明確に記しておくので、気になる人は覚えておくといいです。
成功の定義が自分に落とし込まれない限り成功は訪れません。
何かを成し遂げても、煩悩は満足しないのです。
精神的な『おなか一杯』は感じることが難しいわけ。
一方、失敗の方は、割と定義がしやすい。
自分の嫌な思いをする結果を遠ざければいいだけだから。
ところが、人間の本能では目先の痛みを伴う将来の安泰は考えにくく、目先の痛みを避ける傾向にある。
それを遠ざけていると、安泰は一向に訪れません。
書き始めればもっともっと書けるのだけど、別にこのブログは自己啓発ブログではないので、材料はこの辺にしておこうと思う。
FXということで絞った表現をすると、
目先の痛みを恐れるあまり、練習も検証もしない人が多い。
利益を得たとしてもそれに満足はないので、もっともっとほしくなる。
求める利益に対して目先の痛みを避ける行動を続ける限り、そこに大きな成長はない。
『ザ・シークレット』などを見て、感謝を実践している人は多いと思うけど、感謝だけじゃだめなんだよね。
感謝すると同時に隣の誰かを気遣う余裕がないと感謝の輪は戻ってこないし、感謝の源泉となる感動は単純なものであるべきなんだよね。
感謝の源泉が『お金儲かりました』だとねえ(笑)
笑顔だったり、きれいな空気だったり、仲間との時間だったり・・・お金では買えそうもないものが源泉である方がいいね。
『感謝』このことは、毛唐に教えを受けるべき事ではない。
元々、感謝を武器に偉大な成長を遂げているのは我が日本民族だ。
感謝して隣の誰かを気遣いながら、焼け野原となった何もない国土から復興してきた。
もし自分が終戦直後の焼け野原に居たとしてどうするだろうか?
僕が中学3年の時に、元GHQの偉い人に生で話を聞く機会があったのだけど、米国は日本を焦土にして、あの状態で日本人が立ち上がるとは思っていなかったそうだ。
『何故こんな状態で隣人の事を気にかけるのか』
アメリカ人には理解できなかったそうだ。
※広島という土地柄、貴重な話が聞けたと思う。
『和をもって尊ぶ』
つまり・・・自分を含めて自分の周りにもエネルギーを送る。
毛唐流に言うとマスターマインドだ。
マスターマインドって言えば凄そうだけど、これは、日本に沢山ある『道』のつく教えの中には必ずあるものだ。
元GHQのおっさんも、これにびっくりしたようだ。
それらを考えると、欧米流の個人成功法則と、大和流の成功法則の違いは明らかで、僕たちの成功のカギは僕たちの生々しい記憶の中にあると思う。
『ザ・シークレット』を否定はしないが、あの中で表現されているもので足りないものに目を向けると良いと思う。
世界有数の投資下手の民族と言われる日本人だが、日本人の良さは何事もコツコツと改善して妥協を許さない精神だと思う。
和をもって隣人を気にし、隣人の成功を喜ぶ。
小さな喜びを見つけて感動できる心の豊かさ。
喜びを伝えて輪を広げる寛容さ。
その辺が我々に合った成功哲学だと思う。
これらの事を表現したのが、昨年の大分合宿で事前に行った億太メールや今年の三都セミナーのStep0(ステップゼロ)のメールなんだ。
億太メールでは、実例でお金持ちでも幸せになれない僕の叔母の話も引き合いに出したけど、あの叔母だってただガメツイだけでなく、社会への還元をしっかりと行っていた。
『FXで億万長者になりたい』
否定はしませんが、考え方を広げて、手段の一つにFXを入れるというくらいが丁度いいのだと思います。
お金を効率的に得るための一つの手段にしかすぎません。
僕との出会いを『引き寄せの法則だ』と表現した人が何名かいましたが、そんなもんじゃありません。
P社のMr.Mさんが広告したからです(笑)
トレードに行き詰って、成功法則に逃れる行為はやめましょうね(笑)
商業的に売っているものにはそれなりの意図があります。
それよりも、チャートと向き合う際に、自分の生活スタイルや感じ方を考えて検証や練習をするべきでしょうね。
じゃあ、何故僕はあのDVDを買ったか?
セミナースピーカーとしての壁を何とかしたいから。
ジョン・ディマティーニが話す内容に対しては正直言ってあまり興味はありません。
それよりも、話の組み立て方や説明の進行に興味があります。
三都セミナーで感じたのは、僕の話し方のせいで、参加会場によって隔たりが出てしまったと感じているからです。
つまり、伝える側の器量で受ける側の結果が変わってしまうので、そこをできるだけ学ぼうと思っているからです。
つまり、改善のヒントを探して、あのDVDを買ってみるわけです。
色々考えてみると、もう少し教えてあげられることがあるような気がしています。
『FXのザ・シークレット』 タイトル負けしそうだね(笑)