僕の手法は常に疑われている(いた)
今日の話は長い、時間がない人は読まないほうがいい。
僕がP社という会社にノウハウ提供をはじめてしばらくたった頃。
P社のモニタートレーダー数名から激詰めされた。
きっかけは僕の不用意な発言。
マル 『まあ、究極のところエントリーは適当でいいので』
A君 『は?なんですかそれ?いつもルールが大事だと言ってますよね』
マル 『うん、そうなんだけどね、適当でも勝てるんだよ。あ、BBFだけじゃないよ。なんでもだよ』
B君 『言ってる意味が全然わかりません』
C君 『今まで必死でエントリー精度高める努力してたんですけど』
マル 『無駄じゃないよ。それはね。』
重い雰囲気…
C君 『マルさんの履歴、この前見せて貰ったやつですけど、アレ適当なんすか?』
マル 『うん、かなりな部分では適当かなあ・・・』
さらに重い雰囲気…
皆がブツブツ言い始める。
マル 『あのねえ、自分が理解できないことを棚に上げてブツブツ言うなよ。質問は具体的に言えよ』
A君 『マニュアルにするなら、具体的じゃ無いと読者が理解できないですよ』
マル 『そういう考え方だから普通の人って勝てないんじゃないの?』
A君 『教材って不明確な部分は排除しなきゃダメでしょう』
マル 『しょうがないじゃないか、マーケットは不明確なんだから』
重い沈黙。まるで無限の時間。
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マル 『そもそもねえ、全てが明確に出来るんなら、それは裁量ではなく、シストレなんだよ。ごちゃごちゃここで詰められるのも心外だし、嫌なら辞めてもいいよ』
A君 『そうじゃなく、説明してもらえないですかね?』
マル 『不明確なものをどうやって説明するんだ?だから正直にテキトーだと言ってるだろ』
もう場は寒々とした感じ。僕もキレている。
B君 『あのー、雰囲気悪いので、質問変えていいですか?』
マル 『いいよ。テキトーに答えてあげるよ』 ← かなり嫌な言い方。
B君 『この前教えて貰った、ロジックですけど、勝てないんですよ。』
A君『なのにマルさんは勝ってると言ってるし』
マル 『そうだね。あれは簡単で良いと思ってるよ』
B君 『システム的に数値が出るので差は無いはずですよね?』
マル 『なんだ、そのことにやっと気付いたの?だからだね、この嫌な雰囲気。ハハハ!』
B君 『僕もシステム作れますから、疑ってますよ。説明出来ますか?』
マル 『まず、エントリーは全く一緒だよ。B君が言うとおりで、数値のサインだからね』
B君 『・・・』
マル 『アレのエントリールールは教えたよ。儲けの導き方は教えなかったけど』
B君 『何かあるんですか』
マル 『あるよ。からくりがいっぱい』
C君 『教えてくださいよ。隠さずに』
マル『手順を教わるつもり?考え方を学ぶつもり?』
これがあのカラクリセミナーの発端。(2011年6月に100名限定で完売、再販未定)
追記・・・2011年11月7日より、108人限定で再販されてます。
しかし! ここではカラクリセミナー云々を言いたい訳ではない。
マジでテキトーでいいのだ。
特に逆張りに関しては、あるポイントよりも外側であれば、大概は戻ってくるので、テキトーでもいい。
問題なのは、そのあるポイントから、エントリー地点までの距離感が、自分で満足できる利食い値となるかどうか。
それと、戻りに時間がかかる場合の切り方。
要は覚悟の問題。
エントリーを大きく2つに分けると順張りと逆張りがある。
有利なのはどっちだと思う?
因みに・・・一般的な手法で言うと、順張りのほうがエントリータイミングはシビアである。
んで、デモトレエントリーから遅行させられない部分がむつかしい。
後出しジャンケンもできない。←気になるかな?リンク先の説明がヒントになるかなあ。
なのに、何故か順張りを勧める人が多いのが不思議。
『方向が確認できているので安全』
馬鹿言うなよなあ。
方向が確認できてる時は、既に遅い。それが大半だと何故気がつかない?
裁量トレードで、勝率が低いことやってメンタル的に耐えられるか?
順張り逆張り共に7割程度で損益比率もまあまあじゃ無いと続けられるか?
テキトーエントリーで7割以上で損益費バランスがよく無いと続けられる訳ねえじゃん。
因みにね、順張りエントリー強い奴は、逆張りやらすとめちゃくちゃうまい。
逆張り下手な奴に順張りできるなんて見たことないよ。
よく考えてみればいい。
具体的に知りたい?
時期がくれば明かすよ。