「複数のポジションをセットで考える」
まあ、口で言うのは簡単なのだが、実施の所はポジが複数になると、『平均建玉レート』を把握しなければならない事が難儀である。
これはナンピン手法でも同じ。
むしろナンピンであれば売りか買いのどちらかのポジションだけなので、まだ簡単なほう。
これが売り買い両方のポジションを持つ平均化手法(勝手な命名)で行うと大変。
理屈は難しく無いのだが、計算はややこしい。
ところが、論理的にはほぼ負けないポジションがセットできるのがこの手法。
『そんな馬鹿な!』と思うかも知れないけれど、これはマジ。
2月22日配信のビデオで説明したアレをブレイクアウトで使う場合の説明が今回のビデオ。
『平均建玉レートから損益分岐ラインを割り出すツールがあれば簡単なんだが』
そんな便利なツールがあればいいよね?
既にEAとしては走っているので、これを半自動のツールにしたいと思っている。
実はEAにするとかなりパフォーマンスが落ちてしまう。
半自動にする事で、チャート形状を見てオンオフを切り替えられると高パフォーマンスが狙える。
ラインをどう引くか・・・
停滞からの動き始めをどう捉えるか・・・
反転ポイントをどう捉えるか・・・
どうやら幾つか毛色の違うツールができそうな予感がする。
実験が大変そうだ。